HAPPY HALLOWEEN!  今年のジャック・オ・ランターンが出来上がった!

ハロウィーンは歴史のとても古い祭りで、そのルーツはキリスト教の普及以前、ケルトなどヨーロッパの土着信仰まで遡ると考えられている。ケルト文化の中で最も大事な年間行事とされ、その意味は死の国から現世に戻る先祖霊を歓迎すると共に、秋の最後の収穫祭を祝って、冬の支度を始める。ハロウィーンを境に、羊や牛、馬などの家畜を牧草地から納屋に入れる。また、畑の収穫はハロウィーンまでとされ、その後に残った作物は野生動物のものとなる。

ぼくはケルト系アメリカ人、先祖はアイルランドやスコットランドからニューヨークに移民した。幼いころからハロウィーンを大切に祭ってきている。今でも必ず毎年、ジャック・オ・ランターンを彫って、蝋燭を灯して家の前に飾る風習を守っている。こうしないと冬を迎えることが出来ないように感じている。ジャック・オ・ランターンの本来の役割については諸説あるが、日本のお盆の迎え火と同じく、帰ってくる祖先霊を家まで誘導すると言われている。また、魔物を家の前で追い払うから、怖い顔を施すと言われている。

ぼくは60年以上の経験を積んできた、ベテランのジャック・オ・ランターン職人。スプーンでカボチャの中身をくり抜き、頼もしいスイス・アーミー・ナイフで顔をで施す。

As a Celtic American with Irish and Scottish roots, I never feel right unless I carve a ghoulish jack-o’-lantern on Halloween.  I am an old veteran pumpkin carver, with more than 60 years experience. I use only a Swiss army knife and a spoon, and consider myself to be quite competent.

 

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